35週の逆子(横位)

患者

30代 経産婦

来院

2020年 4月

症状

逆子の状態が続いている。

今は横位になっており、次回の健診で戻っていなければ帝王切開の日取りを決めるとのこと。

治療経過

初診

お腹の状態を確認すると、横に張ったよな形をしている。時々お腹の張りを感じ、肩こりも少しあるとのこと。まずは右足に鍼をして10分ほど休んでいただく。お腹が柔らかくなったことを確認して、最後に足先にお灸をして終了する。

この時点では、あまり胎動を感じることはなく、赤ちゃんが動きにくい状態だと感じました。健診まで日にちがないので、週2回の治療を提案し、毎日家でお灸をしてもらうこととしました。

2~3診目

前回の治療を継続し、腰を緩める活法整体も追加。お腹も柔らかく真ん丸な形になっており、胎動をよく感じるようになる。2日後の健診の結果をご連絡いただくということで治療を終了する。

健診後

無事に「頭位に戻っていた」とのご連絡をいただく。

使用した主なツボ

三陰交 足三里 合谷 至陰

まとめ

35週とあまり日にちがない状態でしたが、無事に赤ちゃんが回ってくれた症例。お母さんの体の状態を整えてあげることで回ってくれたものと思われます。

前の記事

5月の休鍼日

次の記事

6月の休診日